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■オリジナル作品:「古い校舎に陽が昇る」(目次

「古い校舎の陽が昇る」 <あとがき>

<あとがき>

 一昨年、田中康夫氏の『33年後のなんとなく、クリスタル』(河出書房新社)の書評を文芸評論『百花深処』に載せたところ、氏から感謝メッセージをいただき、その後幾度かのやりとりのあと、去年、長野県知事時代のことを綴ったご本二冊の寄贈を賜った。『脱・談合知事』チームニッポン特命取材班著/田中康夫監修(扶桑社新書)と『日本を MNIMA JAPONIA』田中康夫著(講談社)がそれで、そこに書かれていた宅幼老所などの福祉事業や脱ダム宣言などの革新的な行政について、遅ればせながら目を開かされた。  
 また、昨今話題の地方再生の試みについていろいろと勉強するなかで、一昨年の12月ブログ『夜間飛行』「後継者づくり」の項で、空き家問題に絡めて不動産屋における後継者問題を論じた。そして去年、東京都杉並区が静岡県南伊豆町に区と県、町が共同で特別養護老人ホームを作るという話を新聞で読んだ。これらのことが重なり合って本作の着想が生まれた。勿論内容の文責は著者にある。
 本作は「綾木孝二郎」シリーズの二作目である。一作目は本作冒頭でも言及したが『蔦の館』と題された作品で、孝二郎とその家族、事務所や自宅の作りなどはそのまま引き継いでいる。今回の内容は事件を解く「探偵もの」ではないが、このシリーズ、「主人公の趣味や信条を通して、現代社会の一面を描く」ことを目的としているので、こういった内容も有りと考えている。これからも面白いからくりを用意して主人公たちを登場させたい。

茂木賛
3/20/2016
「古い校舎の陽が昇る」 <あとがき>(2016年03月20日公開) |目次コメント(0)

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