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■オリジナル作品:「百花深処 I」(目次

「百花深処」 <バイリンガルとバイセクシャル>

 前回<出自と志向>の項では、思考と美意識の分析を応用して、「ヤンキーとオタク」論に迫ってみた。そのなかで、今の社会を十全に生きるためには、出来るだけ早く、
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の状態(日本と西洋の思考・美意識全てをカバーする状態)に到達することが重要だと書いた。

 そのためには、いわゆる「学習」が大切なわけだが、バイリンガルは、言葉を通してクロスカルチャーのエッセンスをより早く理解することが出来る。また、バイセクシャルは、身体感覚を通して両方の性性をより早く理解することができる筈だ。

 語学の習得と、両方の性性に対する偏見の無さ。それだけで、すぐ上の図の状態に到達できるわけではないけれど、近道であることは確かだと思う。

 バイセクシャルについては実感がないが、バイリンガルの方は経験がある。それについて、『夜間飛行』「バイリンガルについて」の項をお読みいただきたい。
「百花深処」 <バイリンガルとバイセクシャル>(2015年07月18日公開) |目次コメント(0)

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